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ケンコーコム最高裁の裁判で勝訴し株価急上昇 医薬品のネット販売が解禁になった感想 [ケンコーコム 株価]

2013年になってから、ビッグなニュースが飛び込んできました。

1月11日、厚生労働省令上、医薬品のネット販売を禁止していた問題で、

それを違法だとする販売業者ケンコーコムとウェルネットに対し、

事実上、最高裁は医薬品のネット販売を認めたのです。

その結果が出るや否や、株価も急上昇したみたいですね。

このニュースを聞いた感想を書き留めたいと思います。



いつでもすぐに薬がもらえる大きな病院や、掛かりつけの医者が近所に

ある環境の方は、そうでもないんでしょうけど、離島在住者や体が思うよう

に動かない人たちにとって、医薬品がネットで注文できるということは、

日常生活をしていく上で、大きなメリットになるのではないでしょうか。

自宅で薬を頼んで翌日届くと思えば、安心感も得られますよね。


インターネットの通信販売が普及して十数年経過するそうですが、マーケット

も右肩上がりの傾向なら、時代が求めていた結果なのかも知れません。


その副作用として、模倣品や偽販売業者による医薬品の違法販売も、

少なからず現れるような気がします。

以前テレビの報道番組で見たのですが、マレーシアやタイなどの

東南アジアから、安価な医薬品をネット販売する業者がいるという事実

を知りました。


いま若い起業家が、海外の高級ブランドや有名メーカーの商品を、

並行輸入して、ネットで販売するといったビジネスが定着しつつあります。

日本の販売代理店を通さないわけですから、消費者へはその分安く提供

できるメリットがあります。


この話と医薬品を混同するな!


とお叱りを受けるかも知れませんが、

ネットで医薬品の通信販売が可能になったということは、将来的には

海外が製造元、または海外生産の医薬品が、日本の販売代理店を通さずに、

安い値段で入ってくる可能性もあるということです。

もちろん厚生労働省令の薬事法、輸入規制があるので、簡単に入って

きてもらっては困りますが、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の絡み

を考えますと、


日本で販売できるのに、どうして海外はダメなの?


ということにならないか、気になるところです。


間違って服用したら死に至るような医薬品や、麻薬の成分に近い薬などは、

当然ネット販売から除外されるんでしょうけど、ビタミン剤やうがい薬

などの比較的副作用リスクがない第三種医薬品などは、海外の医薬品

販売メーカーから直販させろといった声も出てくるんじゃないでしょうか。

それに便乗し莫大な利益を上げる、起業家も出てくるかも知れません。


もし仮にそんなことになったら、

日本の医薬品メーカーは、海外の安い医薬品にシェアを奪われかねませんし、

しいては、お医者様のタンパク源でもある、医療報酬にも影響が出てきますよね。


物販を行うことが出来るネットショップの構築は、未成年の女の子でも

いまや簡単に出来ますので、誤った方向に行かなければいいんですけど。。。





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